漠然としてなおかつ遺書のようなもの

俺が死んだら見てほしい

【今朝見た夢】小人プロレス

海外のドキュメンタリーを見ている設定で、プロレスの試合中だった。

大袈裟なリアクションのアメリカプロレスって感じで、片方の団体には障害もちの選手しか所属してない。最後の試合で若い小人症の選手が金的を多用して、最終的に相手がギブアップをする。

その勝利で優勝?が決まったみたいで父親(健常者)がリングに上がって小人を抱きかかえる。歓声の中、アナウンサーが「史上初の快挙です‼」的なことを言って、カメラが観客席の母親らしき人を撮す。拍手をしている母親は赤い顔で目がうつろ。

 

場面が切り替わって、トーク番組に。司会が名前を呼ぶと、小人選手は父親と登場。会場は拍手に包まれる。小人は誇らしげ。

少しのトークの後、「来られなかったお母さんに電話をしましょう」と司会。ニコニコした小人をバックに母親との電話が繋がる。

 

司会から「お子さんに何かメッセージは?」と聞かれ、母親は「血液型は何?」と答える。ジョークなのか観客爆笑。

 

「お母さんなら当然おわかりでしょう。何か質問は?」と司会が突っ込むが、母親はまた「血液型は何?」会場失笑。

 

何度かやり取りが続くが母親の質問は全て一緒。「あなたの血液型は何?」だんだん会場の笑いも少なくなり、小人の深刻そうな顔が画面に映される。

 

司会が呆れた様子で「息子さんに伝えたいことは無いんですか?」と尋ねた。画面は小人の顔を映し続けてる。数秒沈黙があり、母親がさっきまでと同じトーンで

 

「あなたは何故まだ生きてるの?」

 

 

そこで目が覚めた。